医学部はどこも同じ?格付けや序列ってあるの?
こういった疑問にお答えします!
ガッシー
医学部は夢のある学部。
そんな勇気ある一歩に挑戦していること自体素晴らしいです!
でも、医学部ってどこも同じなの?って思いますよね…
偏差値の高い大学ほど序列が高いとかいう噂もあります…
そこで本記事では医学部受験を考えている方向けに、
医学部はどこでも同じなのか?格付けや序列ってあるのか?
について現役医学生の筆者が解説していきます。
現役医学部生である筆者の体感を紹介しています。
予備校講師は絶対教えてくれない内容なので、ぜひ最後までご覧ください!
本記事を読めば、あなたが知りたい情報が分かりますよ!
3分程度で読み終わるので、最後まで読んでいただけるとありがたいです!
医学部はどこも同じ?格付けや序列による違いがある?
先に結論をお伝えすると、医学部で行われる講義や実習の内容はどの大学でもほぼ同じです。
どの大学を卒業しても国家試験を受験できますし、医師として働くことができますよ。
ただし、各大学でカリキュラムや学ぶレベルが違うのも事実。
また、卒業後の医師の進路の選択肢も大きく異なります。
医師として働くだけならどの大学でも変わりません!
ただし、細かい差があるので以下の項目で紹介します!
たとえば、『旧帝大といわれる大学の方がランキングが上』
『私立大学の中では慶應や慈恵などが医学部のレベルが高い』
そういった情報のことを言います。
当記事では序列そのものより、序列による違いを紹介します!
【現役医学生しか知らない】医学部の違い3選
各大学の序列・格付けによる違いを現役医学生が紹介します!
- 大学によって研究室・人員に差がある
- 初期研修先の選択肢に差が出る
- 大学の支配病院がある
大学によって研究室・人員に差がある
いわゆる格付け・序列の高い大学ほど、研究室の数が多かったり教員の数も多いです。
どの医学部でも最低限のことは教えてもらえますが、発展的な内容や指導体制が異なります。
格付けの高い大学ほど、複数の分野の専門家がいます。
しっかり教えてもらえる他、医師として極めて行きたい興味のある分野が見つかる可能性も高いです!
初期研修先の選択肢に差が出る
医学部を卒業後、通常は初期研修を行います。
ただし、初期研修はどこでもできるわけではなく、大学によって支配病院があるのも事実です。
病院長などの出身大学の学生を多く採用することも稀ではありません!
また、出身大学の先輩がいたほうが採用に関わる情報が集まり、採用試験で有利になることも多いです。
特に都市圏の初期研修を行う場合、格付けの高い大学にいたほうが有利になるとも言われています。
医師の偏在問題解決のため、東京都などの都市部での初期研修の定員がどんどん減ってきています。
定員が少ない中での争いとなるため、情報が集まる大学、先輩とのコネがある大学の方が有利な可能性もあります。
大学の支配病院がある
言い方は悪いですが、それぞれの大学が支配している病院が存在します。
たとえば、東京だと大きな病院は、東大や慶應が支配していることが多いです。
『支配している』というのは、病院長などの重要な職員がその大学出身であると考えてください!
大きな病院ほど、教育体制が充実していたり、良い研修をしていることも多いです。
他にも臨床の仕事だけでなく、研究もできたりと働く選択肢も広がります。
このような病院の採用・ポストには出身大学が関わるのも事実。
格付けが高い大学出身の方が働ける病院の幅も広がる可能性があります。
【まとめ】医学部の格付け・序列ってあるの?
本記事では現役医学生の筆者が、
医学部はどこも同じ?格付けや序列による違いってあるの?
について解説しました。
結論を言うと、医師になるだけならどの大学でも同じです。
ただし、将来の選択肢を広げる上では格付けの高い大学の方が有利になるのも事実です。
少子高齢化によって、医師が余るのではないかとも心配されている時代。
できるだけ医師としての活動の幅を広げておきたい方は、序列の高い大学に行く方が有利になるかもしれません。
最後に本質的なことをお伝えします。
志望大学の偏差値が厳しそう…ちょっと志望校のレベル落とそうかな…
と悩む気持ちも分かりますが、悩む時間がもったいないです。
受験生のときの選択が、将来の選択肢を狭める可能性があります。
最終的な志望校の変更はまだ先まで延ばせるはず。
すぐに志望校のレベルを下げるのではなく、今の志望校に合格できる努力をする方が建設的です。
悩んでいる間に、大学受験のライバル達はどんどん勉強を進めています。
悩み続ける前に、医学部合格にむけてできることを進めましょう!
志望校合格は特別な体験。筆者も一生忘れられない瞬間になりました。
あなたは100%準備できている自信はありますか?
勇気を出して挑戦してみましょう!